来春の催事のこと、近況など

いろいろなことがあった今年も残りわずかとなってきました。
いつものごとくのんびり更新でごめんなさい(汗)
ひとまず来月の催事のことや近況的なことをお知らせしたいと思います。

まず、年明けに開催しているジェイアール京都伊勢丹ですが、来年も予定通り実施されることになりました。
会期は年明け6日(水)から連休明けの12日(火)まで、場所は10階の趣味雑貨エリアとなります。夏頃打ち合わせしていたころと色々と状況が変わってしまい、場所は少々手狭になってしまいましたが、とりあえず開催できるだけでもホッとしているところです。
とは言え、体調管理と感染症対策をしっかりして当日を迎えられるように気を引き締めて準備していきたいと思っています。

業界的なお話では、デンマークのミンクが大きなニュースとなりました。
コロナ以前から北米のオークション会社が破産して、業界の再編が進んでいるところで、コペンハーゲンのオークション会社が整理に入るということは大きな衝撃です。
とても悲しいニュースでしたが、ポジティブに考えると、今回の件で、生産調整が進んで大量消費のための毛皮ではなく、環境にとっても、人間にとってもより貴重で大切な素材として見直されていく切っ掛けになっていくのではないかと考えています。
今までは中国の圧倒的な購買パワーに支えられてきた業界ですが、今後は人の心に対する効果や効能、環境問題に対してフォーカスしていくことになると思います。

少しかたいお話になってしまいましたが、私たちはこじんまりやっている少人数の職人集団。
世界的な大きな需要供給の側面や産業動向とはまた別次元にポジショニングして仕事をしています。
仕入れ面で今後いろいろなことが予想されますが、できる範囲で良い品質、そして人の心に届くものを作っていけるように努力していきたいと思います。