ガリンコ号乗船風景①~晴天の空とオホーツク海の青色の違い

実際にガリンコ乗船した時の雰囲気などを写真でアップしたいと思います。
今回は2日にわたって2回乗船しました。
1回目は9日の13時30分からの4便に乗船。
東京から空路で紋別に入り、空港からまっすぐガリンコ号の乗船場に向かいました。
天気にも恵まれて、風も穏やかで気持ちの良いオホーツク海のクルージングとなりました。

羽田から紋別にANA便で向かうとお昼ごろ到着。その足で、ガリンコステーションから乗船。ちょうど乗船したとき、オホーツク紋別空港を離陸したANA便が頭上に。さきほどで自分たちが乗っていた飛行機は大急ぎで折り返し羽田に向かいます。北海道ではJRの不採算路線の問題がクローズアップされていますが、紋別周辺の鉄道は早々と国鉄時代に廃線。その代わりに、空路が市民、観光客の足となっています。

流氷祭り開催日ということもあり、乗船率100%。デッキでは良い場所がとれずに、人の頭を間をぬって撮影しました。少し雲は多めですが、風も穏やかだったのでずっと甲板に出ていても思ったほど寒さを感じません。しかし帰路では体が芯から冷えてしまい客室で過ごすことに(笑)

太陽の光が反射するのか遠くの流氷に白い線が入って、地平線が強調されます。これだけ氷があると、ここが海であることを忘れそうです。晴天だとオホーツク海の独特の青さが空と比較してよくわかると思います。

氷の状態は刻一刻と変わります。流氷というより海が凍っているように見えるところもあって、くもりガラスになっているようなところもあります。とにかく海の表情が様々で、見ていて飽きることがありません。

往復で1時間ほどのクルージングが終わったらガリンコステーションのラーメンで体を温めます。寒さから解放されると暖かいところで食事ができる幸せを感じます(笑)船上の寒さも現代人からすると非日常。観光資源としてありなんだなぁと思った次第です。