ミンクマスクはフェイスカード、フェイスウオーマーに

コロナでいろいろ大変になりだしてから、もう2年が過ぎました。
海外ではマスク外してもいるけど日本は?とかいろいろ言われてる昨今ですが、今では普通に店頭に並ぶマスクも、なかなか手に入れられなかった時のことを思い出しました。

花粉症の人には必須アイテムだったとは思うのですが、コロナ前ではマスクを自作する人なんてそうそういなかったように思います。
コロナの件で一気にマスクがお店からなくなって、どこにも行っても売ってないなんて時期。
いろいろな業界、作家さんがマスク製作を手掛け始めたのが、2020年の春ごろですか。
実は私たちもミンクでマスクを作っていました!
インスタのほうでは、画像を一部紹介していましたが、こちらがその時製作したマスクたちです。

左上 ブルーアイリスミンク(プレート)
右上 ブルーアイリスミンク
中央下 アニマル染色ミンク

その当時、流行した布マスクを参考にしたオーソドックスな形にしました。
一般的に毛皮という素材は、毛の長さ分がある分、布などの素材よりも膨張してしまうし、左右対称に作るのは難しいのですが、そこはミンク。毛が均一であれば、マスクの輪郭を保ってきちんと形にすることができました。
そして毛の流れを、下から上にしています(ヘアーアップ)。
逆に上から下に流してしまうと、大きな髭っぽい印象になりそうなので(笑)

装着イメージはこんな感じです!

見た目的には、作ったとき、かなり新鮮だったんですが、もう2年がたつとあら不思議。思ったより違和感ないというか、これはこれでありという雰囲気になっていますよね。この2年で、すっかりマスクを着ける日常が当たり前になっていることなんでしょう。

作った当初は、やっぱり通気が難しいですから、あくまでも一般的な不織布のマスクの上に装着する少し目を引くマスクのようなもの、ファッションマスクかなぁと考えていました。


でも実際できあがったのを見ると、案外、顔の防寒、フェイスウオーマーみたいな使い方でいけるんじゃないかと思い始めました。よく顔が寒い、冷たいという方いらっしゃいますよね。自転車乗るときとか、スキーをするときとか、風が強くて冷たい日の外出とか。意外に活用できるシーンありそうです。
ミンクで作ったマフラーや、帽子、イヤーマフとのコンビネーションも面白そう。そうなると、もう頭部の防寒装備は完璧ですね(笑)

今年の秋冬もマスクはまだまだ必須になりそうな予感。
全体的には温暖化と言われているけど、寒暖差が大きくて寒い日は、極端に寒いので、もしかしたら使うチャンスがありそう。
もうちょっと仕様(耳に引っ掛けるところ、裏地の素材など)を詰めて定番化してもいいかもと思っています。