人目を惹くキュートなアクセント~ミンクドッグマフラー留め

6月に入りました~
東京では30度に近い気温も、紋別では10度いかなかったり。
打ち合わせで往復していると、寒暖の差が大きいので体調を崩さないように注意しないといけないです(^^;;
そんな中、秋に向けて、いただいたオーダーや定番作品を試行錯誤しながら作りづづけております。

今回、紹介するこちらの作品もお客様からオーダーをいただいたもの。
シンプルなフィンジガーミンクのマフラーは定番としてうちで製作したものですが、これにフィットするわんちゃんのマフラー留めということでオーダーをいただきました。

ベルトの位置を少し低めにすることで、マフラーの先がちょうどわんちゃんの前足のように見えるのがとても新鮮で新しい発見でした。今後こういうシリーズで作ってもいいかもしれませんね。

わんちゃんの顔の造作は、毛の流れと白と黒のバランスで決まります。計算されてこの模様にならないのが面白くもあり、作り手を悩ますところ。もともとのミンクの斑模様を生かすことで自然な表情が生まれてきます。

全体としてわんちゃんの顔が主張し過ぎないように気をつけました。お洋服に合わせてたりすることを考えると、遠くから見ると同化して見えるぐらいが良いと思います。

こちらのマフラーの定番作品は、ミンクで作った小さなベルトをつけていますが、今回はそのベルト部分にわんちゃんの顔を装着しています。
この長さのマフラーに会うわんちゃんの顔の大きさを決めて、首回りに”身に着ける”ということで凹凸がありすぎないように、かつ立体的に仕上げました。

フィンジャガーミンクということで、出来上がった時の白と黒の見え方が自然になるように顔のパーツを作るのも難しかったようです。
マフラーの先がちょうど、わんちゃんの前足に見えるようになって、さらにユニークで個性的なマフラーになったように思います。
わんちゃんも変に浮くことなく、マフラーと同化することに成功した感じ。
甘くなり過ぎず自然な感じに全体がまとまっていて、ちょっと人目を惹く“大人かわいい”マフラーの出来上がりです。