さようなら伊勢丹相模原店~”最後”の大北海道展

伊勢丹相模原店の北海道展に来ています。そして、これが“最後の”北海道展。

29年という歳月の中で、ほぼデパートの立ち上がり、誕生から、こうして閉店まで見届けることになったことにとても感慨深いものを感じます。

小田急線相模大野駅を出て右側に進んでいくとすぐに伊勢丹の建物が見えてきます。もう何度となく見てきた景色です。デパート壁面に”29年ありがとう””最後の大北海道展”の垂れ幕が掛かっているのが見えます。思わず、建物に向かってこちらこそありがとう!と頭を下げてしまいます。
正面入り口に撮影スポット。真ん中に人が手を広げてTの字になることで、”ISETAN” を作ります。たくさんの人が思い思いのポーズをして写真を撮っていました。
今回もコンコース直結のギャラリースクエア2階の会場に出展しています。北海道展と言えば、いまや食料品がメインの物産展が多い中、伊勢丹でも工芸品だけをまとめて会場にしているのはここ相模原店だけでした。吹き抜けが気持ちよく、駅から通り道になる方も多く、気軽に立ち寄れるのも魅力です。
相模原店の北海道展の工芸は、会場が専用になっていることもあって、出展者さんがもりだくだん。アクセサリー、家具、カバン、お洋服、インテリア、食器など、どなたでも一つは興味のあるものに出会えると思います。出展者さんが多いだけに、私たちもいつも以上に手狭なスペースになっていますが、とても楽しい展示ができたように思います。
昨年あたりから、定番化している横長シンプルなバッグ。今年は連続した大き目のミンク玉をつけてみました。ブドウの房みたいでちょっと目を引くでサインになって好評です。
今年春に仕入れをしたブルーアイリスミンクで制作したフリルがついたケープ。グレーの濃淡がグラデーションを作りとても上品で美しく仕上がりました。そのほかに、スマートフォン用のショルダーポーチやナンタケットバスケット用の巾着など、ちょっとほかでは見ることができないアイテムをそろえてお待ちしております。