ちょっと豪華な自分だけのオリジナル~ナンタケットバスケット巾着製作

昨年秋から、K氏の製作活動の合間をぬって開催しているミンク小物教室。
はじめてから半年がたちましたが、ここまで一番問い合わせが多い!というか引き合いが多いのが、“ナンタケットバスケット”の巾着。スタートした当初は、色々あるナンタケットの形や大きさに戸惑いながらも、彼女なりに問題点を整理しながら、生徒さんのご要望にあったやり方で進めています。

具体的に言いますと、お客様によっては、全部手掛けてみたいという方もいらっしゃいますし、主要な工程はお任せしたいという方もいらっしゃいます。
もちろん、全部お任せ~ということで最終的には、フルオーダーになる場合もあります。
もともと、専門の教室でナンタケットバスケットを制作されている方が多いので、ものづくりがお好きな方が多いです。
でも、やはり規則正しくシメントリーに編んでいく世界と、毛皮のようになかなか左右対称にならない世界は、カテゴリーがちょっと違いますよね(^^;;

ハンドメイドはつまるところ、どこまで自分のオリジナルに迫れるかという面もあると思うのですが、それをできるだけサポートしていきたいというのが彼女の姿勢です。

先日の教室の一コマ~ 毛皮はミシンが楽と言えば楽なんですが、手縫いでも大丈夫!表からでも裏からでも縫うことができます。表からだとミシンでは縫えませんしね。

先日、お越しになられた生徒さんは、製作時間などのご要望もありまして、主要パーツはK氏のほうで製作、縫い合わせ部分を生徒さんでやっていただくことになりました。
このやり方ですと、手早く巾着の構造と、基本の毛皮の手縫いを習得できます。

巾着は、ナンタケットバスケットに落とし込むタイプで製作していますので、バスケットに取り付けず、ふつうに巾着として使えるのが良いです。
他のバッグでバッグインバッグとして使えますし、いろいろ小物としての応用が利くと思います。 バスケットの淵にファーをかがっていくデザインも見かけることがありますが、毛皮をたくさん使わないですむので材料費用がかからないという利点がある反面、取り外しができなければ着せ替えが楽しみにくいということがあります。

もし、今度別に同じようなファーの素材が手に入れられれば、自力で手縫いで完成することができるでしょう。
そうなると、冬のシーズンは巾着の着せ替えでもっともっと楽しくなりそうですね。
カジュアルに洋服に合わせて、きれい目なカラーのフェイクファーでも面白いかも。

これから、少しづつ春に近づいていきますが、秋にむけてのご自分のナンタケットバスケットをグレードアップさせたいと思う方、じっくりとミンクに取り組んでみたい方、とにかくすぐ作ってみたい方など、いろいろあると思いますが、お気軽にお問合せ下さい~~